立体と平面

 この夏から始めた着付けの稽古。楽しいばかりでなく奥の深さに少し感動している。中学の時に女子は浴衣を縫った経験があると思う。幅何センチか忘れたけど反物を直線で裁断して四苦八苦しながら取り合えず仕上げた記憶がある。そう私は家庭科は嫌いだった。話を戻そう。布を最大限に活用し平面的な着物を仕上げる。しかし着るのは人間。紙の着せ替え人形じゃない。平面と立体。ここに着付けの技と工夫がなされていたのだ。この年になってやっと腑に落ちた。着物はほどけば別のサイズに仕立てる事も可能。共有である。そして循環。なんとサスティナブルなのだ。着物が細々とでも廃れないのはこの精神が根強く生きているからだった。

ちょっとずつやけど、こなれて来た。後ろ姿美人。歳もわからん。着物は夏用阿波しじら、帯は笹結び。

サスティナブルの代表はやっぱりゆうこさんのダーニングかな?毎日のウオーキングの相棒がほつれて来たのでおしゃれにダーニング。別物で蘇る。


今週のべジ・テラス




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