寒餅

我が家では、この時期、毎年「寒餅」をつく。1年分のかきもちを作るのだ。とはいえ暖冬の今日は気温が10度を超えて、ぽかぽか陽気。「寒餅」ではなく「暖餅」。ばあちゃんの指導で朝からはりきる。餅つき機もだいぶくたびれて来た。さて、ばあちゃんはいくつまで餅つきが出来るだろう。


かきもちは、餅箱にそのまま流し込むが、丸餅もいくつか作っておく。あっ・・あんこ入りも。


先日友人が、ふっくらしたしいたけを採って来てくれた。我が家にもしいたけの原木を置きたいのだが・・ばあちゃんは昔、家に原木があり、ある日見に行ったら、びっくりするくらいしいたけが出ていて、家に飛んで帰って知らせたという話を飽きずに何度も聞かせてくれる。5回はゆうに聞いたな。


同時に、沈丁花も届く。春が来た。この香りを嗅ぐと、つくづく春が来たと感じる。好きな花の一つ。しかし沈丁花は、ある時突然枯れるそうだ。数か所に挿し木して育てておくのが良いだろう。


またまた同時にセリも届く。どんだけもらいもんで、生活するんや~
液体肥料を一滴落としてとばあちゃんにたのんだら、瓶の水が真っ青になっていたので、こっそり水を入れ替える。毎日いろんなことが起こり、飽きない日々。
ストレスになることもしばしばだが・・ばあちゃんが元気だという事だろう。
寝たきりになったり、認知症になったりしたら、つまらない日々となるに違いない。
言い忘れたけど、田舎暮らしはエンゲル係数が極端に低い。




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