ジュリアというバラ

ジュリアはバラの品種名。私はこの花が大好きだ。ジュリアに出会ったのは30年くらい前。行きつけの花屋さんで見つけた。ほぼ一目ぼれ。セピア色の儚げな数枚の花弁を持つバラ。以来私の中ではバラと言えばジュリアなのだ。今年もバラの季節を迎え三隅東方にあるTさんのバラ園を訪ねる。奥様が「今年もジュリアが咲きましたよ」と出迎えて下さる。1年ぶりの再会。バラの名前を教わりながら園内を散策。今年は「ビェ・ドゥ」という品種が目に付く。フランス語で恋文という意味だそうだ・なんとも素敵なネーミングではないか。楽しいひと時を過ごす。

Tさんのバラ園は今が見ごろ。是非行ってみて。きっと歓迎してくださるはず。最近聞いた話だが、その横を流れる三隅川に白鳥が1羽いるらしい。パンを投げると寄ってくるらしい。餌付けされた白鳥の群れからはぐれたのだろうか?優雅に飛ぶらしい。運が良かったら見ることができるかも。残念ながら私はまだお目にかかっていない。


最近、べジでは素敵な出会いがまるで「ドッキリ」のように起こっている。引き寄せるのか?何なのか?不思議な事が起こるこの頃である。嬉しいドッキリだから何度起っても大歓迎だけど、奇跡のような出会いにやはり心はざわざわするのである。神様っているのかな?と思わざるを得ない。そんな時に読みたい本は私の場合、あの「かもめ食堂」の群ようこさんなのだ。

<今週の1冊> 群 ようこ 「パンとスープとネコ日和」
編集者をやめて母親の残した居酒屋をパンとスープの店に改装してオープンさせた主人公の物語。事件が起こるわけでもなく普通にやさしく流れて行く日常を描いたもの。私はこの店の従業員である体育会系のしまちゃん(女性)のファンである。


梅の実が青々と膨らんできた。そろそろ梅雨の走りのようだ。何となく気持ちが沈みがちなこの時期だからこそしっかり食べて元気に乗り切りたい。メリメロさんのケーキも本日到着予定。















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