どんと焼き


 今日 1月9日は三隅八幡宮の「どんと焼き」。この神社は子供のころから何かと思い出深い場所だった。秋祭りには学校がお昼までだったし、大みそかには毎年紅白歌合戦が終わると、雪が降る中、父と初詣に行った。歩いて1時間近くはかかった気がする。
いつのころからか、初詣の習慣がなくなり、今年も今日初めて神社にお参りする。



お札を燃やして、ぜんざいの振る舞いを頂く。
昔、どんと焼きは1月15日に決まっていて、その日は成人の日で、近所のお姉さんが晴れ着で、焚火のそばを歩いて行った気がする。きれいだなと思いながら見ていた。
しかし、いざ自分の成人式となると、まったく興味がなく行かなかった。母も特に晴れ着を作ろうなどと言わなかった気がする。言っても無駄だと思っていたのだろう。最近は成人式の写真を前撮りするらしい。まるで結婚式みたいで驚く。そういえば結婚式もやったことがない。


日本の善き習慣はなるべく参加するようにしようと思い始めたのは、齢のせいかもしれない。

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